【コラム】ゲームも運動も感覚で出来るようになるまでがきつい
僕は昔から運動が苦手でした。
喘息持ちだったのもあると思いますが、スポーツが上手になっていく感覚が掴めなくて、できない→しない→できない のスパイラルに陥っていました。
中学生になるまで地元の剣道教室に通っていましたが、剣道の根本である、「心技体」に重点を置いて指導してくれる先生だったので、人間としての勉強の面が大きかったです。
中学生になると、親の勧めもあって剣道部へ。
皆さんのイメージ通り、地道でキツイ基礎練習を毎日していたので、楽しく上達していくという感覚はここにもありませんでした。
しかし、中学1年生のときに先輩が誘って始めたFPSで、僕の人生は大きく変わり始めます。
そのタイトルこそが「カウンターストライクオンライン」。NEXONが運営する無料オンラインFPSで、FPS界ではDOOM、Quake、CounterStrikeと指折り数える名作タイトルの派生です。
シンプルでありながら奥が深い部分にハマり、ここからFPSにハマっていくこととなります。
FPSは剣道や、その他スポーツと違って練習場所や人目を気にするといったことがありません。
パソコンさえあれば練習できるというメリットは、非常に自分にとって大きかったように感じます
それからSAやSF2、BF4、CSGO、OWとFPSを渡り歩いていく僕ですが、自分が練習した分だけ体の一部のように動くという感動や、ゲーム理解度が上がっていく感覚が自分のなかでとても心地よく感じました。
FPSがesportsと呼ばれるのはここに共通点があると、最近気づきました。
練習していけば上手くなって、体の一部のように動けるようになる。
この感覚は間違いなくスポーツとゲームの共通点でした。
今になって趣味でテニスをやって、上達する感覚を掴んでいる僕ですが、これまでその体験はゲームで知ってきたわけです。
・・・PUBGを動画や配信で知って始めた、esportsに興味を持ってLoLを始めた
いろんなキッカケでゲームと触れていく人がいるとおもいますが、自分が上達していく感覚を大切にして欲しいです。
と、いうお話でした。
P.S.
これはesportsを語る上で1つ話題にできますね。知らない人とかにはこういう説明のほうがよかったり。