【法人向け】AutoCADを快適動作させるPCのスペックと販売店の紹介
こんにちは、新潟県内で工業について学んでいるPCライターのしー(Twitter@GTXTiTanX)です。
現場で2次元図面を製作する際には、AutoCADを筆頭とするCADソフトを使用するかと思います。
それだけでなく、3Dモデリング等のソフトも導入していると、どうしてもPCの要件は年々ハイスペックになってくるはず。
そういった時、販売代理店からおまかせで買う、というのも1つの手ではありますが、国内のBTO(組み立て済み)PCメーカーから買うと比較的安く済ますことができます。
▲BTOについてはこちらを参照ください。
理由としては、
- 大手BTOメーカーは大量発注をかけるので安い
- 必要以上のスペックを選ばない事でコストを抑えられる
上記がBTOメーカーで買うと安く抑えられる理由です。
おすすめのBTOメーカーを紹介します。
BTOメーカーについては、最大手のドスパラ がおすすめです。
BTOメーカー:ドスパラとは
ドスパラは、国内に22の店舗を持つ大手PCショップです。
それでありながらECの売上も業界トップクラスで、サポートと価格の安さでPCゲーマーやクリエイターからの信頼も厚いのが特徴です。
▲大学を中心に、法人にも納入している。
AutoCADを快適動作させるには
通常版、LT等さまざまグレードがありますが、以下で推奨スペックは統一されています。
AutoCAD2019推奨スペック
- OS:Windows10 64bit
- CPU:3Ghz以上
- RAM:16GB
- GPU:106 GB/s VRAM 4GB
AutoCAD 2019 including Specialized Toolsets の動作環境 | AutoCAD 2019 | Autodesk Knowledge Network
これらの情報から、ドスパラにて幾つか選定しましたのでご覧ください。
1.raytrek LAX P2
- OS: Windows 10 Home 64ビット
- CPU: AMD Ryzen 7 2700X (3.7GHz-4.35GHz 8Core16Thread)
- RAM: 16GB DDR4 (8x2)
- GPU: NVIDIA Quadro P2000 VRAM 5GB
CG,CADにおいて圧倒的な性能を誇るQuadroは、業務における3Dデータ、シミュレーションにも活用可能で、ややオーバースペック気味ですが他の業務でも扱いやすいでしょう。
その他のスペックも申し分なく、まず間違いない一台となっています。
MAYAや3DSMaxを使用する場合はこちらでオールインワンとして十分使えるでしょう。
2.raytrek LAX
- OS: Windows 10 Home 64ビット
- CPU: AMD Ryzen 7 2700X (3.7GHz-4.35GHz 8Core16Thread)
- RAM: 16GB DDR4 (8x2)
- GPU: NVIDIA Quadro P620 VRAM 2GB
こちらはQuadroP620を搭載しているPCで、やや上のP2000より性能が劣る半面、コストパフォマンスが良くなります。
こちらを選択する場合としては、
「AutoCADのみを扱う予定で、ほかはオフィスを使用する程度」
でして、大口で購入する場合はやや性能の劣るこちらでも十分でしょう。
ここで、VRAM2GBで良いのか?という疑問が浮かびますが、基本的には大丈夫です。
AutoCADは基本的に二次元図面を扱うソフトですが、最近は3Dも少し扱えるようになっています。(シェーディングや建物の3Dデータ)
そちらを快適に動作させるために5GBのビデオメモリが必要となっています。
ご相談お受けします。
今までTwitterのDMにて100名以上の方のPC関連の問題解決をしてきました。
もちろん法人の担当者さまでも一切問題はございません。
疑問等ありましたら、Twitter@GTXTiTanX、またはseanoteblog@gmail.comまでご連絡ください。