SCARZにCSGOのチームAbsoluteが加入してたった一つ心配していること&ちょっとJeSPA第二回のふりかえり
再びプロとして。
はじめに、SCARZはCSGOやLoLだけでなく、コンシューマタイトルであるCoDやFIFAのチームも保有するマルチプロゲーミングチームです。
そこに、RascalJestarから独立し、長らくスポンサーのついていない状態で活動していたCSGOのチームAbsolute(以下Abs)が加入しました。
AbsoluteごとSCARZ(@SCARZ5)に加入しました~
— crow (@crowkyun) 2017年2月23日
メンバーは変わらず今まで通りです。
今まで応援してくれてた方々引き続き応援お願いします!
SCARZについて
もともと、CSGOチームを保有していたSCARZですが、2016/11/26に行われた第一回TwitterTournamentCup(TTC)では決勝でAbsに大敗しているなど、チームの成績としては厳しい面もありました。(そもそも大会が少ないんですけども)
Twitter Tornament Cup 優勝しました!
— Absolute (@Absolute_GO) 2016年11月26日
主催者の方ありがとうございました!https://t.co/xD5kWoQrXZ pic.twitter.com/MYWzgXv665
DHでは以下のような結果に。(AbsもBest8)
【CS:GO】DreamHack Masters Las Vegas 東アジア予選 途中結果報告 | SCARZ
SCARZの他のチームの活躍としては、LoL部門がLJL2017 Spring Splitに出場している他、CoDではCyACと闘会議で合計6つの優勝タイトルを手にしています、
また、ユニフォームのロンヨンジャパンや、朝日ファイナンシャルグループ、MoneyPartnersなど他のマルチプロゲーミングチームではあまり見ない、ゲームに直接関わりのない企業のスポンサードを受けているのが特徴的。
と、ある程度SCARZについて知ったところで・・・
一番心配している話
SCARZに加入して、Absにかかる負担として、スポンサーの制約がついて回ります。
デバイス面でスポンサーの製品しか使用できない、というチームは多く存在します。
一例を上げると、DetonatioNGamingはLogicool製品のみを使うことになっていますよね。
SCARZもデバイスではマウス、マウスパッド、キーボードがHORIのEDGEシリーズ、モニターがLGを使用することに制約があると捉えて間違いないでしょう。
【SCARZハウス】
— SCARZ(SZ) (@SCARZ5) 2017年2月13日
練習中の写真!
Search(@ScarzSearch)
Day1(@SZ_Day1)
DayDream(@DaydreamGilgoon)
皆がスポンサーであるDXRACER、Predator(Acer)、EDGE(HORI)、LGの製品を使用してます! pic.twitter.com/DNCjzvhcZO
このこと自体は、提供を受けているから当たり前なのですが...。
現在使っているデバイスから提供品変わったときに、どれだけパフォーマンスに変化がでるのかが問題です。
crow選手を一例にあげて比較。
HORIの出しているEDGE 101 OPTICAL GAMING MOUSEは131gに対しG403ワイヤードは85g。
キーボードがEDGE 201。アクチュエーションポイント(おした時反応する深さ)が1.5mmに対して、K70 Rapid fireが1.2mm。
モニターがLGは16:9の144hzモニター、24GM77-Bがメインとなるでしょう。BenQの型番不明のため比較不可。
データはすべて4Gamer測定値。デバイスはhttps://ask.fm/cs_crowより。
こうしてみると、なかなかデバイス面で不利になるのでは、と思います。
マウスの重さが50g近く変わり、形状も違うものに。
平面キートップでアクチュエーションポイントも深く。
そして、CSプロゲーマーが誰一人使っていない(データ元)LGのモニター...。
LGのモニターに関しては、そもそもBenQZOWIEのスポンサードが多いのが理由でしょうが、マウスとキーボードに関しては非常に不安があります。
マウスの重さが50g違う、という点は軽いマウスに買い換えた人誰しもが思う「戻れない」という状況でしょう。
また、キーボードでは、4Gamerのレビュー記事で珍しくボコボコにされているほどクオリティに難ありという、恐怖。
正直、デバイス面ではクオリティダウン以上のなにかが待っている可能性はある。
追記2017/02/26 JeSPAにて
Absは自前の(スポンサー製品でない)デバイスを使っていることを確認。
他、MamEさんのTwitter生配信でも使用が確認できました。
ヘッドセットはHyperX、モニターはBenQZOWIEがJeSPAのスポンサーなので、使用が強制されていたようです。
JeSPA第三回ではぜひ、ゲーミングチェアからのスポンサーがついてほしいですね。パイプ椅子でかなりやりづらそうでした。
また、決勝戦以外では前3後2の配置だったので、その影響がどれほど出るのか気になりました。
ですが今回は、予選が終わってCSGOの台が空いた際に、来ていた他のプレイヤーにパソコンを貸し出してプレーしていたのが機転が利いていて良いと個人的に思いました。
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