【選び方】価格別で選ぶゲーミングキーボード4選!【PUBG】
最近、ゲーム業界を賑わせているのがPUBG。
PUBGによって200万ものユーザーがPCゲームに熱狂しています。
そこで、PCゲームをしているとどうしてもつきまとってくるのがゲーミングデバイスとゲーミングPC。
ゲーミングデバイスとは、ゲーム専用に高性能にできたマウスやキーボードなどを指します。
ゲーミングPCについては、BTOをオススメする記事で書いている通り、ある程度の知識があれば十分です。
でも、キーボードは機能がまるで違ったりするので選ぶのが大変。
今回はゲーミングデバイスの中でも、操作に関わる2大巨頭の1つ、キーボードを紹介します。
予算によって、おすすめを4つ紹介します。
ちなみに、秋原葉のツクモで触った感想も含めています。
ゲーミングキーボードと普通のキーボードの違い
ゲーミングキーボードは、一般的なキーボードと比べて、3つの違いがあります。
1つめは、アクチュエーションポイント。
キーを押し込んだ時、何mmの地点で反応するか、という意味です。メカニカル、無接点静電では、キーを底面まで打ち込んだ状態で反応するのではなく、1.5mmや、2mmといった地点で反応します。
2つめは、キースイッチ。キーキャップの下にあるのがキースイッチです。
キースイッチには、機構で反応するメカニカルスイッチ、電気信号によって反応する静電容量無接点式スイッチ、シートとシートが押されてぶつかるメンブレン、電車のパンタグラフのような形状のパンタグラフといった形状があります。
そのなかで、ゲーミングキーボードで扱われるのは主にメカニカルスイッチと静電容量式です。低価格帯ではメンブレンも採用されます。
3つめはフレームの剛性の部分です。
ゲーミングキーボードの多くは、フレームの内側に金属の板を内蔵しています。
理由としては、激しい操作に耐える安定感、強度。
キーを叩くように入力してもきしまないのは、ひとえにこの板がいてくれるおかげです。
4つめに、ソフトウェア制御があります。
これはPCにソフトをインストールすることで、LEDの発光やキー設定を変えることができます。1キーで何回も入力できたりするマクロ機能もありますが、チートになりかねないので使用は場をわきまえて行うことを気をつけましょう。
ゲーミングキーボード4つのおすすめ
1.【3000円】BitFerroes Death Illuminator
まず紹介するのが超低価格ゲーミングキーボード、デスイルミネーターです。
めっちゃカッケエ名前なのは置いておいて、結論から言いますと、3000円以上の価値があるキーボードです。
ビットフェローズ 複数同時認識対応イルミネーションゲーミングキーボード “デスイルミネーター” BFKB108ILBK
- 出版社/メーカー: Bit Trade One
- メディア: エレクトロニクス
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- キースイッチ:メンブレン
- 重さ:1200g
- 寸法:W437×D148×H37mm
- アクチュエーションポイント:未公開
- キー押下特性:55g±10gf
キースイッチは低価格化のためにメンブレンを採用。
会社や学校で扱われるキーボードのほとんどがメンブレンなのですが、アレらとは違って引っかかり無く真っ直ぐにキーが押せるのが特徴。
おそらく、取り付け時のガタツキが問題なのでしょうが、そこの精度が出ているのがデスイルミネーターの凄い所。ただし、メカニカルキーと比べるとキーは重めです。
背面には1.2mmのアルミ合金を使用し、剛性、重さの面でもクリアしています。
なによりこのクオリティで3000円、みんなこれを買おう、といえるぐらいの代物です。
ゲーミングあるあるのカラーLEDに、キー複数押しも対応しているので複数のキーを連続的に押すPUBGなどでも充分に使えます。
2.【1万2000円】HyperX Alloy FPS Pro
シンプルで実用的なデバイスを販売するHyperXのFPS向けキーボードがAlloy FPS Proです。机の幅を取らないためにテンキーを廃止し、フルサイズと比べて大幅なサイズダウン。
キングストン Kingston ゲーミングキーボード テンキーレス 赤軸 HyperX Alloy FPS Pro HX-KB4RD1-US/R1 FPSゲーム向け LEDバックライト 2年保証
- 出版社/メーカー: キングストンテクノロジー
- 発売日: 2017/09/21
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
- キースイッチ:CherryMX製 CherryMX Red(赤軸)
- 重さ:900g
- 寸法:W359×D130×H34.5mm
- アクチュエーションポイント:2mm(通説では)
- キー押下特性:45g±15gf
キーは人気のCherryMX赤軸を採用。
スコスコと軽く、抵抗なく押せるのが特徴で、メンブレンと比べると非常に軽いタッチで押せます。
赤軸は他の色と比べて癖が少なく初心者におすすめできるスイッチになっています。
重さの点では900gと、デスイルミネーターより軽いですが、これはテンキーが無いためその分減っていると考えて間違いないでしょう。
ちなみに、英語配列しか無いのでそれが嫌な人はテンキーありのAlloyFPSを買うか、他の赤軸ショートサイズをおすすめします。
追記:HyperX様から提供いただきました。レビューきじはこちら
Alloy FPSを使用しているプロプレイヤー、チーム
SK Gaming FalleN clodzera ...
NaVi S1mpleなど。
HyperXはDeToNatorをスポンサード中。
ちなみに、僕も赤軸を使ってます。
3.【1万5000円】Corsair K65 RAPIDFIRE Compact
PCパーツメーカーCorsairのゲーミングキーボード。最近登場したCherryMXのシルバー軸、(通称銀軸)を搭載している、業界最速のキーボードです。
と、いうのも銀軸はアクチュエーションポイントがたったの1.2mm。赤軸が2mmと言われているので0.8mmも違うことになります。
実機を触ってみると、指をおいただけで反応します(笑)
正直ドン引きするぐらい反応が早いので、瞬時な動作が求められるPUBGでは言い訳できないぐらいの実力を発揮するのではないでしょうか。
触るように操作できるので手の疲労も少なく、女性や力が弱い人にもオススメです。
Corsair K65 RAPIDFIRE CherryMX Speed RGB COMPACT-日本語 ゲーミングキーボード- KB356 CH-9110014-JP
- 出版社/メーカー: Corsair
- 発売日: 2016/08/05
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
- キースイッチ:CherryMX製 CherryMX Silver(銀軸)
- 重さ:860g
- 寸法:W355×D165×H38mm
- アクチュエーションポイント:1.2mm
- キー押下特性:不明
ツクモなどのゲーミングデバイスを扱っている店舗の一部でのみ置いています。触れる機会があったらぜひ試してください。ビックリしますよ。
K65を使用しているプロプレイヤー
Ninja(LuminosityGaming)(K70)
Impact (Cloud9)
4.【2万7000円】東プレREALFORCE RGB
日本が世界に誇るキーボードメーカーである東プレから出たゲーミングキーボード。
静電容量無接点方式を採用し、スイッチによる抵抗がほとんどありません。
セブン銀行ATMのキーパッドにも使われている方式で、押しやすさでは右に出るものはいないといってもいいでしょう。
REALFORCEはプログラマーやライターに人気があり、長時間キーボードを触っても疲れないという点が評価されているようです。
赤軸よりもすっと落ちていく感覚があり、押し間違えもしにくいと感じました。(そういったふうにチューニングされている。)
普通のREALFORCEと比べてスペースキーが長いのも特徴の一つ。
東プレ REALFORCE RGB JPモデル 112キーUSB日本語配列 1680万色バックライト機能/ON位置3段階調節機能搭載 ALL45g ブラック AEAX02
- 出版社/メーカー: 東プレ
- 発売日: 2017/06/23
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
- キースイッチ:静電容量無接点方式
- 重さ:1400g
- 寸法:W455×D142×H30mm
- アクチュエーションポイント:不明
- キー押下特性:45g±15gf
- 制御ソフトウェア:リリース予定
REALFORCEは価格が高い反面、高耐久で有名です。AmazonでREALFORCEと調べればレビューには高耐久のことがまず書かれています。
制御ソフトウェアには、リリース予定ありとのことです。
REALFORCE RGBを使用しているプロチーム
Green Leaves
最後に
価格ではこういった違いがでる、というところをお伝えできたと思います。
キーの押し心地に関しては、実際に店舗に言って触ってみるのがオススメです。
あまり店頭にないキーボードばかりチョイスしたのは申し訳ないのですが、どれもオススメなのでぜひ、触って確かめてみてください。
キーボードにかぎらず、ゲーミングデバイスは一定の性能があればあとは自分の好みではないか?というのが僕の持論です。人に流されず、自分がいいと思ったものを使ってみるのがいいと思います。
※データは公式サイトおよび4Gamerより引用。