【レビュー】Alloy FPS Proはゲーミングなのに持ち運べるキーボード!
この記事で紹介するのはHyperXのキーボード、Alloy FPS Pro。
ゲーミングキーボードというと、1677万色、マクロ、独自キーといった特徴が目立ちがちですが、そこを省略し、必要な機能だけを搭載したのがAlloy FPS Proです。
はじめに HyperXって?
HyperXは、世界中のesportsプレイヤーに人気のゲーミングデバイスブランドです。
詳しくはブランド紹介のページにまとめてあるのでそちらをご覧ください。
※今回は、HyperX様より提供いただきましてレビュー記事を作成致しました。
esportsタイトルに最適化されたゲームのためのキーボード
HyperXのキーボードには
があり、その中でもesports向けに設計され、プロゲーマーも使用しているところを最近多く見かけるのがAlloy FPSとAlloy FPS Pro。
CS:GOの世界大会、ELEAGUE Atlanta(2018)でもCloud9やSK Gamingなど、名だたる有名チームのキーボードに採用されています。
Alloy FPS Proはいわば、業界スタンダードな構成で、クセのない汎用性から人気が出るのも頷けます。
スペック
▲総重量が軽くなり、掃除がしやすいのがこのフロートタイプ。
内容品一覧
- キーボード本体
- キーボード用ケーブル(USB-A オス - USB Mini オス)
- 説明書
- HyperXからのメッセージ
の4点です。
Alloy FPSと比較し、替えのキーキャップとキャリングポーチが付属していないのが特徴です。
また、ケーブルと本体が別れているので持ち運びが楽で、esportsプレイヤー向けの設計になっていることがわかります。
Alloy FPS Proの特徴
外装、設計面の特徴
▲箱がかっこいいですね
外装はシンプルかつギリギリまで狭めており、一言で言えば "シンプル" 。
スペックで特筆すべき点はキー配列にあります。
US配列のテンキーレスになっていて、机の専有面積を大きく減らします。
実際にゲームをしていてテンキーを使う機会はほとんど無いので、ゲーム専用なら私はテンキーレスをおすすめします。
▲赤軸、赤LED。
また、以前から赤軸キーボードを使っていますが、Alloy FPS Proのほうが断然押しやすいですね
キーキャップが微妙に反っており指に吸い付くような形状をしていて、細かいところに気が利いているのが最高です
フレーム内部の板がアルミで、軽量かつ剛性に優れているのも推しポイントです。
機能面
特別な制御ソフトはなく、USBで挿すだけで使用可能になります。
そのほか、[FN]と同時押しすることでメディア操作などができます
機能一覧
- [FN]+[F6]:前の曲へ
- [FN]+[F7]:再生、一時停止
- [FN]+[F8]:次の曲へ
- [FN]+[F9]:PCミュート
- [FN]+[F10]:PCボリュームUP
- [FN]+[F11]:PCボリュームDOWN
- [FN]+[F12]:ゲームモード(同時押し可能、Winキー無効モード)
- [FN]+[←→]:キー照明モード変更
- [FN]+[↓↑]:キー照明輝度上下
使用感レビュー
机の上を占領しないということは偉大
ショートキーボードの利点である幅が狭いのは思った以上の利点でした。
CS:GOなど、FPSをやっているとブンブン振り回すマウスにキーボードがぶつかることが多々ありました。
ですが、Alloy FPS Proにしてからはキーボードとマウスのぶつかりが一切なくなって、非常に満足度が高いです。
持ち運び◎
これは実際に持ち運んでみてなのですが、リュックの中にすっぽり入るので外に持っていくのに最適です。
私はメンブレンなのが嫌で学校に持って行ったりしていますが、その他にもesports cafeなどのネカフェに持ち込んだりするのにも便利です。
ケーブルもUSBで抜き差しできるので、持ち運び用にするなら断然これ。
シンプルゆえの使い勝手の良さ
専用ソフトやテンキーなど、限界まで機能を削ぎ落とすことで、実売11000円という低価格を実現しながら必要な働きをしてくれます。
キー配列も普通、スイッチもクセがなく、使いやすさにフォーカスしてあるため誰でも使いやすいモデルでしょう
欲を言えば日本語配列がほしい
このキーボードは英語配列なのですが、ぶっちゃけ日本語配列のほうが慣れているのでそのバージョンもほしいですね。
▲エンターキーのが小さいのが、英語配列の特徴。
レポートやブログなどで使う人は気をつける必要がありそうです。
なお、[変換]、[無変換]、[カナかなローマ字]のキーが省略されてスペースキーが長くなっていますが、その点は私は気になりませんでした。
まとめ
ゲームに特化した作りを目指したAlloy FPS Proは、持ち運び、安定感に優れていました。
無駄な機能が少なく、手を出しやすい価格なのでFPSならコレ!と言えるキーボードでした。
テンキーありならAlloy FPSや、Alloy Elite(フルスペックモデル)もおすすめです。
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