日本語版Ambitions / ONE OK ROCKを聞いてみた感想。
0.おことわり
自分の感想です。参考程度によろしくお願いします。
追記、リライトを行っている部分があります(2017/01/25)
ワンオクの楽曲はメジャーアルバムのみすべて聞いています。音質に関してはいい環境にないので何も言えません。
最後に追記したけど買ってないやつは買ったほうがいい。Next Step ONE OK ROCKを感じろ!
1.Bombs away
1曲目のAmbitions -Introduction- から続いて始まる。
やはり洋楽よりの楽曲にシフトチェンジしたのがよくわかる。
日本語の発声方法が上手になっていて腹から太い声がでるようになった、のか加工が減ったのか。
take it somedayみたいにliveでのりやすい、声を出しやすい曲になっています。
力強さが前面に押し出された曲作りがされていて聞きやすいものに進化していました
タイトルはHIPHOPでありがちなDrop bombみたいなかんじ。
2.Taking Off
先行してそこそこ前にシングルリリースされていたもの。音の変化はわからなかった。
Takaの高音域がきれいに出ているのでONE OK ROCKらしい曲といえる。
ギターのメロディーが響く低めの楽曲とハイトーンのボイスが合わさって綺麗でした。
3.WE ARE
NHKの番組の企画で作られた曲。1000人のコーラス版は今のところNHKの番組でしか聞けない。
NHKドキュメンタリー - ONE OK ROCK 18祭(フェス)~1000人の奇跡 We are~
歌詞の内容は、18歳という子供と大人の境に立たされた人々の苦悩を描いたもの。
”The colors in the dark” の部分の和訳、 暗闇の中でも光輝く色(ひかり)だから
この部分が響きました。UVERworldのColors of the Heartも合わせて聞きたくなります。
Taka自身が高校生の時のことも入っているのでしょうか。欲望に満ちた青年団に近いものを感じました
4.20/20
低めのアコギイントロからスタート。ヴォーカルの入りがかっこいい
20/20はtwenty-twentyとよみ、アメリカの視力単位、日本で1.0と同じ。
海外では20/20を正常視力としているってのが歌詞を読み解くヒントです。
サビの部分はワンオクらしさが出ていて、クセになるメロディーで印象深く残りました。
5.Always coming back
ファンの中では海外で活躍しても日本に戻ってくるよ、と解釈されることもあるもので、これも前にシングルリリースしています。
切ない雰囲気が前面に出ていて、Ambitionsのなかでアクセントになっていました。Takaはさみしげに歌うのもうまいと感じさせられる一曲
6.Bedroom Warfare
ambitions新規曲の中でネット限定先行配信されたものがこれ。日本語版ジャケで英語版を先行配信していたため注意。
力強いドラムが気持ちいい。
最初に聞いたときは英語うまくなったな、というのが率直な感想だった。
ギター、ドラムのメロディーの進め方が今までの作品とは違っていて他のアーティストかのようでした。洋楽にうまく日本語やONE OK ROCKそのものを入れ込んだいい曲です。
7.Lost in Tonight
日本語版限定楽曲。
EDMに近いサウンドを入れていて、それでいながら3つの楽器も共存している2つのジャンルをまたいだ曲
テンポがよく、Toruが回るの大変そうリズムが楽しい。歌詞も今に没頭しろ!みたいな歌詞なのでノリノリで歌って踊れそうでした
後半の声がぼやけるエフェクトは海外の曲に感化されているところで進化している部分だった。
8.I was King
エピックミュージックの入り。個人的に大好き!
Nothing Helpsみたいなテンポ運びが特徴。
このアルバムの中では一番力強い曲になっていた。I was Kingというワードをいかに強く伝えるか、ということに念頭が置かれているように感じられた。
PVが特徴的なのでぜひ見てほしいです!
ONE OK ROCK: I Was King (Official Visualizer)
9.Listen
このアルバムの目玉、歌姫Avril Lavigneフューチャリングの曲。
負けないぐらいセクシーな高音が出ていて、逆に低めで攻めるアヴリルとのバランスがすごい。
男臭いワンオクにアヴリルが入ることで美しさが追加された感じで、コーラスは特に気持ちいい
10.One Way Ticket
低い声にリバーブが入っている珍しいタイプで立ち上がり、中盤からだんだんと上がっていくタイプ。ありがちともいう。
歌詞の内容は恋の片道キップといったかんじ
寂しさを明るく仕上げている曲でした。聞きこむともっと深く感じ取れるものがあるかもしれないと思いました。
10.Bon Voyage
いままでのワンオク楽曲に近い気がした。
エレキがインパクトがあってToru大好きな私としては嬉しい限り。
ボイスエフェクトが聞いていてかっこいいかんじもするけどアルバムの中では微妙かもしれない
11.Start Again
恋に関する歌詞だけど、日本語挟んで英語にするのがなんとも受け入れがたい。wherever you areとMy sweet babyは単語単語に英語を挟むことで効果的に歌っていたものなのではじめて聞く人がこれを聞いて感動できるかというと...。
live映えもするか微妙なライン。
海外意識が高すぎて日本では受けなさそうで残念。
13.Take what you want (featuring 5 Seconds of Summer)
Ambitionsのなかで多かったリズムで締めた曲。同じことを繰り返し言うなかでもテンポの変化や本気のシャウトなどがあって飽きは全然しないかっこいい曲。
ただ、歌詞の内容理解が難しいのでその点では楽しむのが難しくはあり、それが洋楽の面白いところでもある。
総括
ここ数年で英語がめちゃめちゃ上達してネイティブとの違いが全く無いといっても過言ではないほどに進化していた。
その半面英語を有効活用できていない部分(主にStart Again)もあった。liveでは日本語歌詞のものとどれぐらいのバランスで入れてくるのか気になる
音やエフェクトは海外よりになっていてどこかで聞いたかな?という雰囲気は漂う。
テンションを上げたいときにはもってこいだと思うアルバムでした!
ロゴが潰れているのが日本語版、
読みやすいのが英語版。
AMBITIONS [INTERNATIONAL VERSION]
- アーティスト: ONE OK ROCK
- 出版社/メーカー: ATLANTIC
- 発売日: 2017/01/13
- メディア: CD
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