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【感想・知識】TYCOONはなんでもアリ!3年間の集大成がついにリリース

TYCOON

アルバム「0 choir」から3年が経ち、ついに新アルバム「TYCOON」が発売されました。

桁外れ、脅威の18曲収録収録時間は78分59秒
CDに入る限界に挑戦したUVERworldが放つ、最新かつなんでもアリのアルバム!
聞いてみると、UVERのこの3年間で培ってきた"ライブ感"や"挑戦"がひしひしと伝わってくるアルバムになっていました。


その感想や予備知識を紹介します。

持っていない人は買うともっと楽しめます

 

 

 

収録曲一覧

 

1. TYCOON

読みはタイクーン。ライブで使われていたSEをそのまま持ってきています。
アルバムの1つのテーマであるEDMミックスを象徴するサウンドになっていて、激しいビートにSkrillex風のボイスが乗っています。

 

巨頭、大将のような意味を持つ「TYCOON」という単語。
まるで今からラスボス戦が始まるかのような雰囲気を作り出します。

 

2. Q.E.D.

Q.E.D.はQuod Erat Demonstrandumの略。証明完了という意味です。

「everyone」 「everyday」のコーラスが耳に残り、相変わらずアコギがいいアクセントになっています。

 

歌詞は大人という存在に意義を唱えるもので、若者ほど共感できる歌詞になっているのではないでしょうか

夢を叶えて面白い大人になりたい人は、これを聞くべし。
僕もしかり。

 

 

3. シリウス

シリウスは、おおいぬ座のなかで一番明るい恒星です(常に光っている星)
パンチの聞いたドラムとピアノが奏でるメロディが気持ちいい。

Q.E.D.に続いて夢についての話。
TAKUYA∞の話の節があり、結婚前のTAKUYA∞の気持ちを綴った曲なのではないか、というのが僕の解釈です。

 

4. SHOUT LOVE

ラブソング。タイトルを要約すれば「愛を叫べ!」ぐらいの勢いでしょうか。

THE OVERなど、ラブソングは特にハイトーンになりますが、今回はついに、女声の領域へ。超高音シャウトに注目です。

歌詞は溺愛そのもので、愛に溺れる有様を上手く表現できています。

アルバム、「LAST」に入っている「心とココロ」もなかなかラブラブでしたが、また違ったテイストで楽しめる曲になっていました

 

5. IDEAL REALITY

読みはアイデアルリアリティ。歌詞の通り、真実の現実という意味になります。
HIPHOPに影響を受けている近年のUVERを表した一曲。
ロックとの調和によって単調なHIPHOPとは一線を画すミュージックが完成。

ライム重視のパートと主張重視のパートに分かれていて一曲で二度美味しい、みたいな感じです。
師匠こと信人のベースと誠果のサックスパートも面白いですね。ライブ感を大切にした、とのことでこういった細かなこだわりが多く含まれています。

 

6. LONE WOLF

MONDO PIECEのような、仲間を思った歌詞。
このアルバム一番の涙ソングです。初めて聞いた時、涙が出てしまいました。
合唱曲としても使えるぐらい、真っ直ぐで歌いやすい曲。

ライブ会場でみんなで歌いたいですね!

 

LONE WOLF

LONE WOLF

  • UVERworld
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

7. DECIDED(album ver.)

最新シングル、DECIDEDも収録。わずか1ヶ月の中で入れてきているので、それだけ大切なパーツなんでしょう。

詳しい話は過去記事でしてます↓

 

 

8. PRAING RUN

こちらは変更なしのオリジナル版。PRAYは「祈る」という意味で、祈りながら走るという意味になります。playと間違えている人が多いので注意。

 

 

TAKUYA∞が毎日10キロ走ることを日課にしていることからできたこの曲。
実際ランニング中に聞くと、もっと行けると思えるパワーを貰えるので、ランニングにオススメ

 

9. ALL ALONE(album ver.)

アルバムバージョン、というのは、CDの容量限界だったため、仕方なく曲を編集した、という意味と2017年8月1日のLINE LIVEで話していました。

変更点はわずか、最後のギターの抜けが若干ショートに。
ファンは違和感に気づく、ぐらいですので安心してください。
余韻を残すためにわざとカットしたみたいです。

東京という街で、みんな孤独に生きていることを書いた曲で、TAKUYA∞原案のショートドラマ「1秒先 向かう者と ただ訪れる者」第一話のテーマソングでもあります。

 

10. 一滴の影響(album ver.)

イントロの後が、ライブ版のサックス入りに変更されていて歓喜。


アニメ「青の祓魔師 京都不浄王編」の主題歌となり、アニメとリンクしている部分もあり2倍楽しめる仕様です。
青エクも面白いのでオススメ

最後のギター部分が若干短くなっていて残念ではあったけど。CDの問題なので仕方なし!

 レビューあります↓

 

11. ほんの少し

最近少なかった低め・ゆっくりテンポで、いつもじゃないUVERworldが聞けるスタート。

ついに歌詞内に「1秒先へ向かうものとただ訪れる者」という歌詞が登場。
SHOUT LOVEに続いて比較的ストレートなラブソングに。
結婚した影響が大きそうです。

 

12.僕の言葉ではない これは僕達の言葉(album ver.)

ラストがほんの少し短くなったような気がしないでもない。
そのかわり余韻が増えました。

PVが印象的でかっこいい。エキストラ200人と作り上げたUVERworldのなかでも凝った作品です


その他の情報としては、アルスラーン戦記のオープニングテーマとして起用されました。
メッセージ性が高いものというシングルのコンセプトにばっちりの曲です。

 

13. WE ARE GO(album ver.)

曲の入りがつぶやくような言い方から、一気に入る、アニメ版のような入り方へ変更。

強烈なドラムがテンションを爆上げさせてくれる一曲で、ライブでの盛り上がりもかなりいい。

言葉遣いが比較的綺麗だった上の曲達とは違って男臭さのある歌詞なので、男祭りで採用されるかも。
この曲に限らず、曲の余韻を表現するのが上手だと思いました

 

14. Collide

読みはコライド。
ライブで大人気のCollideが満を持してアルバムに登場。
ライブで暴れ狂うUVERworldには、RAMPAGEという歌詞がぴったりですね。

EDMとロックの調和が素晴らしい曲になっています。

ライブで聞いて欲しい曲なので、映像で。↓

 

15. 奏全域

EDMミックスの最新形へ!IMPACTを昇華させた次のレベルといってもいい出来。
今までと全く違う系統で攻めてきました。

あえて3分30秒にまとめて、スッキリと終わらせることで、「萎え」が起きないように出来ています。

I LOVE THE WORLDの様に、TAKUYA∞が踊りだしそうな曲で、これまたライブに期待です。

 

16. I LOVE THE WORLD

ここにきて、この配置。感動モノですよ。奏全域から
言うことなし、0 choirの直後にでたシングルですが、クオリティーでは変わりなし。

よく聞くと時計の進む音が聞こえてくるんですが、それに合わせてのストップモーションがライブで行われていてめちゃくちゃカッコイイので、ぜひライブで見て欲しい曲です。

 

17. エミュー

新宿スワン2の挿入歌。エミューとは、飛べない鳥の一種で、歌詞も人間を飛べない鳥にたとえています。
初のホイッスルに挑戦し、話題となりました。

 

一滴の影響と同様、こちらにて。

 

18. 終焉

エンディングテーマともいうべき終焉。
最後の最後に等身大で語りかけてくる曲を持ってきました。

ライブでもすでにちょくちょく出てきていた曲ですが、正式リリースとなり、ますます人気が出そうです。

大切なものがなにか、思い出しながら聞いてみて欲しいです。

 

 

 

最後に小話:まとめと感想。

全体として、型破りな作品として18曲すべて入魂、最高の出来でした。
新曲はもちろん、0 choir以降にでた曲を知らない人にオススメです。

僕のイチオシはLONE WOLFです。学生の人は特にビビッとくるはず!

それでは、また。

 

 

 

 

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