しーノート

出会ったものを伝えていく。esportsからスマホゲー、はたまた音楽と幅広く

【レビュー】Alloy FPS Proはゲーミングなのに持ち運べるキーボード!

この記事で紹介するのはHyperXのキーボード、Alloy FPS Pro。

ゲーミングキーボードというと、1677万色、マクロ、独自キーといった特徴が目立ちがちですが、そこを省略し、必要な機能だけを搭載したのがAlloy FPS Proです。

 

 

はじめに HyperXって?

HyperXは、世界中のesportsプレイヤーに人気のゲーミングデバイスブランドです。

詳しくはブランド紹介のページにまとめてあるのでそちらをご覧ください。

 

 

※今回は、HyperX様より提供いただきましてレビュー記事を作成致しました。

esportsタイトルに最適化されたゲームのためのキーボード

f:id:sea295x2:20180113231234j:plain

HyperXのキーボードには

があり、その中でもesports向けに設計され、プロゲーマーも使用しているところを最近多く見かけるのがAlloy FPSとAlloy FPS Pro。

CS:GOの世界大会、ELEAGUE Atlanta(2018)でもCloud9やSK Gamingなど、名だたる有名チームのキーボードに採用されています。

 

Alloy FPS Proはいわば、業界スタンダードな構成で、クセのない汎用性から人気が出るのも頷けます。

 

スペック

  • 参考価格:12900円
  • キー:Cherry MX Red
  • 寸法(幅x奥行x高さ) :358.1mm x 129.5mm x 35.5mm
  • 重さ:816g
  • レイアウト:87キーUS配列
  • 押下圧:45±15g
  • フロートタイプ(キーが土台から"生えている"ようなタイプ)

f:id:sea295x2:20180305134806j:plain

▲総重量が軽くなり、掃除がしやすいのがこのフロートタイプ。

 内容品一覧

f:id:sea295x2:20180115184421j:plain

  • キーボード本体
  • キーボード用ケーブル(USB-A オス - USB Mini オス)
  • 説明書
  • HyperXからのメッセージ

の4点です。

Alloy FPSと比較し、替えのキーキャップとキャリングポーチが付属していないのが特徴です。

また、ケーブルと本体が別れているので持ち運びが楽で、esportsプレイヤー向けの設計になっていることがわかります。

 

Alloy FPS Proの特徴

外装、設計面の特徴

f:id:sea295x2:20180115184434j:plain

▲箱がかっこいいですね
外装はシンプルかつギリギリまで狭めており、一言で言えば "シンプル" 。

 

スペックで特筆すべき点はキー配列にあります。
US配列のテンキーレスになっていて、机の専有面積を大きく減らします。

実際にゲームをしていてテンキーを使う機会はほとんど無いので、ゲーム専用なら私はテンキーレスをおすすめします。

 

f:id:sea295x2:20180305134956j:plain

▲赤軸、赤LED。

 

また、以前から赤軸キーボードを使っていますが、Alloy FPS Proのほうが断然押しやすいですね

キーキャップが微妙に反っており指に吸い付くような形状をしていて、細かいところに気が利いているのが最高です

 

フレーム内部の板がアルミで、軽量かつ剛性に優れているのも推しポイントです。 

機能面

特別な制御ソフトはなく、USBで挿すだけで使用可能になります。
そのほか、[FN]と同時押しすることでメディア操作などができます

機能一覧
  • [FN]+[F6]:前の曲へ
  • [FN]+[F7]:再生、一時停止
  • [FN]+[F8]:次の曲へ
  • [FN]+[F9]:PCミュート
  • [FN]+[F10]:PCボリュームUP
  • [FN]+[F11]:PCボリュームDOWN
  • [FN]+[F12]:ゲームモード(同時押し可能、Winキー無効モード)
  • [FN]+[←→]:キー照明モード変更
  • [FN]+[↓↑]:キー照明輝度上下

 

使用感レビュー

机の上を占領しないということは偉大

ショートキーボードの利点である幅が狭いのは思った以上の利点でした。
CS:GOなど、FPSをやっているとブンブン振り回すマウスにキーボードがぶつかることが多々ありました。

ですが、Alloy FPS Proにしてからはキーボードとマウスのぶつかりが一切なくなって、非常に満足度が高いです。

 

持ち運び◎

f:id:sea295x2:20180305134856j:plain

これは実際に持ち運んでみてなのですが、リュックの中にすっぽり入るので外に持っていくのに最適です。

私はメンブレンなのが嫌で学校に持って行ったりしていますが、その他にもesports cafeなどのネカフェに持ち込んだりするのにも便利です。

ケーブルもUSBで抜き差しできるので、持ち運び用にするなら断然これ。

 

シンプルゆえの使い勝手の良さ

専用ソフトやテンキーなど、限界まで機能を削ぎ落とすことで、実売11000円という低価格を実現しながら必要な働きをしてくれます。

キー配列も普通、スイッチもクセがなく、使いやすさにフォーカスしてあるため誰でも使いやすいモデルでしょう

 

欲を言えば日本語配列がほしい

このキーボードは英語配列なのですが、ぶっちゃけ日本語配列のほうが慣れているのでそのバージョンもほしいですね。

f:id:sea295x2:20180305134727j:plain

▲エンターキーのが小さいのが、英語配列の特徴。
レポートやブログなどで使う人は気をつける必要がありそうです。

 

なお、[変換]、[無変換]、[カナかなローマ字]のキーが省略されてスペースキーが長くなっていますが、その点は私は気になりませんでした。

 

まとめ

ゲームに特化した作りを目指したAlloy FPS Proは、持ち運び安定感に優れていました。

無駄な機能が少なく、手を出しやすい価格なのでFPSならコレ!と言えるキーボードでした。


テンキーありならAlloy FPSや、Alloy Elite(フルスペックモデル)もおすすめです。